エンザイ緑販有限会社

社 名エンザイ緑販有限会社
代表者代表取締役社長 福島明裕
所在地久留米市田主丸町豊城1785‐1
電話番号0943‐73-1001 (福島 090-2511-8665)
対応可能時間8:00~17:00
お問合せメールenzai@estate.ocn,ne,jp
HP

仕事の内容

植木生産販売 自社の生産樹種=サクラ(ソメイヨシノ、ジンダイアケボノなど)、櫨(ハゼ)、台杉、イロハモミジ、ケヤキなどの落葉高木とクリスマスツリーに使われるウラジロモミなどを生産

「無煙炭化器」の販売・レンタル

代表者からのひとこと

桜 神代曙の葉とテントウムシ 7月

寒さ厳しい冬が過ぎて、春の足音と共に聞こえてくる桜の便りはうれしいものです

日本に生まれて良かったと思います

大分県と熊本県の自社農場で、四季を感じることができる桜やモミジなどの落葉樹を育てています

町・桜・櫨・香・炭

で弊社を紹介させていただきました

代表の福島です

弊社が事務所を構える田主丸町は、植木・苗木の生産が始まってから400年余りの長い歴史があります。その始まりは江戸時代、和ろうそくに使う木蝋(モクロウ)の原料となる (ハゼ)の栽培を久留米藩が奨励したことに始まり、養蚕用の 桑(クワ)、そして現代の植木・苗木の生産へと引き継がれてきました。全国有数の産地となった植木栽培の伝統と技術を時代に合わせて形を変えながら後世へと繋いでいきます。

神代曙の可憐な花 4月上旬(日田市天瀬町の農場)

1980年代前半、全国で緑化ブームが起きていたころに、西日本では生産が少なかった桜の生産を始めました。品種はソメイヨシノとオオシマザクラでした。その後、緑化需要の伸びと共に生産量は増えていき、最も多い年で10.000本以上の桜を生産していました。今は最盛期ほどの生産量はありませんが、新しい品種にも挑戦しながら桜を育て続けています。

現在、力を入れているのは寿命が短いソメイヨシノに代わる品種と言われている「神代曙(ジンダイアケボノ)」です。

ほんのりピンクに染まる神代曙の可憐な花は春の訪れを喜んでいるようです。

櫨畑の紅葉 12月(朝倉市の畑)

平成25年(2013)より櫨(ハゼ)苗の生産に取り組んでいます。

櫨といえば、この地域が全国有数の植木苗木の産地となる’始まり’となった木です。電気が普及した現在では和ろうそくの需要はわずかですが、天然素材である木蝋は環境問題や健康意識の高まりから化粧品原料などにJapan waxとして国の内外で需要が増しています。しかし、江戸時代から昭和初期まで九州各地で盛んに栽培されていた櫨ですが、農地や河川の整備によって殆どが姿を消していましたので、新たな需要に対応するために櫨の接木栽培を始めました。最初は櫨について全く無知だったので、寒さで枯らしたり、櫨負けに悩まされたりと非常に厄介な作物でしたが、やんちゃな子ほど可愛くなるもので、今ではすっかり櫨に魅せられています。

森林浴効果があるウラジロモミ(阿蘇市波野村の農場)

日本の人口構造が変化する中で、国や地方は緑化を含めたインフラから 医療・福祉 に税金を振り向けざるを得なくなりました。緑化樹の需要が激減する中、販売促進に繋げるための樹木のアピールポイントを探るうちに、樹木からも精油が採れることを知りました。香りが採れそうな樹木を片っ端から蒸留した結果、ウラジロモミ、ケクロモジ、マートル、スギ(葉)、ニオイコブシなどの枝葉から精油を抽出できることが分かり樹木系アロマ事業を行う事を決めました。

現在、アロマ事業は、素晴らしい仲間たちと共に設立した(一社)緑の機能性研究所に軸足を移して事業展開しています。

弊社では、地球温暖化の抑止に少しでも貢献しようと、短時間で簡単に炭が焼ける「無煙炭化器」の販売とレンタルを始めました。

地球温暖化の原因物質である二酸化炭素を吸収して樹木は育ちますが、剪定した枝を放置して時間がたてば微生物が分解して二酸化炭素は再び大気中に戻ります。剪定枝を無煙炭化器で焼いて、できた炭を畑に戻せば枝に含まれる炭素の約半分を固定することができ、なおかつ非常に良い土壌改良剤になります。

「無煙炭化器」は㈱モキ製作所が開発した炭焼き器です。800℃の高温燃焼と、その構造から生まれる空気の対流で煙の発生を抑える画期的な商品です。

炭焼きは野焼きにならないため、果樹園などで出る剪定枝の処理、放置された竹林の整備などに広く活用されています。

※お手軽に使えるレンタルも行っています一度お試しください!

前の記事

鶴田農園